

保険には、万が一のときに保険金がもらえる「保障機能」のほかに、保険料の一部を積み立てておき、解約したときや満期にお金が戻ってくる「貯蓄機能」があります。以前は、貯蓄機能が高い保険(「貯蓄性保険」)で戻ってくるお金の利回りが銀行預金などよりよかったため、保険で貯蓄をするのが当たり前のようにいわれていた時期もありました。最近あまり聞かなくなった「一時払い養老保険」などが貯蓄性保険の代表格で、運用利回り(「予定利率」)が高かった頃は、万が一に備えながら貯蓄もできるという、まさに一石二鳥の保険でした。しかし、今では、ほとんど利回りには期待できません。こうした保険に貯蓄のつもりで加入していても、元本割れさえ起こりかねない状況です。教育資金作りのために加入する人が多い学資保険( http://gakushi.hokende.com/ )も同様です。この保険は、積立貯蓄の感覚で利用している人がほとんどでしょう。しかし現在は、十数年かけ続けても、払った保険料とほぼ同額か、それ以下の満期金しかもらえません。
「保険料率完全自由化」と「通販解禁」が自動車保険に与えたインパクトは非常に大きい。そもそも自動車保険は約45万店ある代理店に依存、収入保険料の約9割が代理店経由であり、保険料の18%が代理店手数料と設定されていた。しかし、通信販売で保険を売ることができるとなると、販売手数料のカットが可能となる。さらに保険料率の自由化である。契約者は、より安い保険料のよりよい商品を選ぶことができるようになるのだ。外資系損保を中心とした通販による自動車保険は、着実に顧客を獲得、おおむね好調のようである。しかし問題がないわけではない。たとえばアメリカでは、通販導入によって1700万台もの無保険車が発生しているように、被害者救済面で問題が多発するおそれもある。保険を安価に自由に購入できるようにするということは、優良ドライバーを選別して引き受けようというもの。事故をおこす可能性の低いドライバーだけを扱っていけば、自ずと保険料を安く設定できるのだから、これは当然だろう。
[参考]
自動車保険の一括見積もり&ランキング【自動車保険市場】
http://auto.hokende.com/
> 自動車保険について
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http://www.zurich.co.jp/direct/auto/index.html
> 自動車保険をみる
これまで、日本人は月々どのくらいの保険料を支払ってきたのだろうか。家族全員の分を合計すると、月々6万円、7万円という高額の保険料を支払っている家庭もあったはずだ。ちなみに、生命保険文化センターの調べでは、個人が1年間に支払う生命保険、個人年金保険の金額は、男性が平均35万8000円、女性が平均24万4000円となっている。月額にすると男性は平均約3万円、女性は平均約2万円となる。かつてのように給与が確実に上がり、ボーナスもズシリと重い時代なら、保険料の額などさほど気にならなかったかもしれない。しかし、今や不景気で残業代もつかず、ボーナスもあてにできないという世の中。この保険料の負担が重く感じられないはずがない。